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あのひ [雑記]

あの日から、15年たったんですね。

私は、大阪に住んでいますが、兵庫に隣接しています。
大阪府内では、そこそこ揺れた地域なんです。

あの日は早出の旦那が出勤した後、一人でもそもそパンを食べていたら、ゆらゆら揺れて来ました。
「珍しい、地震やなぁ…あ、止まる」
と、思った瞬間、ガタガタガタと、さっきまでの揺れどころではない振動が。

慌てて、傍にあったファンヒーターを止め、隣の部屋で寝ている、姉子のもとへ。

今にも引きちぎられそうにプランプラン揺れている蛍光灯の下で、
当時、八カ月に満たない姉子は、揺れをものともせず、くうくう寝ていました。
その上に、覆いかぶさるのがやっとで、揺れが収まるまで、動けませんでした。

揺れが収まった後は、シーンと静まった暗闇、まだ日が昇っていない時間でしたから、
雨戸の閉まった我が家の中は、真っ暗、電気は付いていません。
何とか、懐中電灯を探しだした頃、まだバス停にいた旦那が帰って来ました。

家の前の道は、道路沿いの家の屋根から落ちた瓦でいっぱいでした。

さいわい、我が家は、壁などにちょっとひびが入った程度だったんですが、
近所の古いお家(築五十年以上とか)や、江戸時代に建てられたとか言われる、
近所の神社の本殿など、全壊、半壊している建物もありました。

携帯4 011.JPG
倒壊して、建て直された本殿


それまでは姉子を、家事をしている時や寝ている時は布団の上で寝かせていたのに、
いつ揺れ出すか判らない余震が怖くて手放せず、ずっと背負っていました。

一つ、以外というか興味深く思ったのは、地震の夢を見たのですが、
その揺れが、体験した揺れ以上のものにはならなかった事。
人は、体感したものを忘れられないと同時に、
体感したこと以上の事も判らないのかもしれないですね。

関電のCMです。

http://www.youtube.com/watch?v=DykhJRjthmQ
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